アルバムの演奏者達が恐ろしい程に豪華。
坂本龍一(Piano)
林立夫(Drums)
細野晴臣(Bass)
佐藤博(Keyboards)
山下達郎・(Guitar, Percussion, Solina, Vibe)
村岡健(sax)
鈴木茂(Guitar)
村上秀一(Drums)
高水健二(Bass)
松木恒秀(Guitar)
浜口茂外也(Percussion)
矢野顕子は曲を提供。
プロデュースは村井 邦彦です。
ジャケット正面にある直筆サインはJames Jim Raganです。
そうアルバム全曲を作詞した方です。
達郎氏がサンデーソングブック(2014年11月9日)で彼女を紹介してます。
当オークションで500,000円で落札されました。次回入荷は・・・もうないでしょう。
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この次にお聴きを頂きますのは、細野晴臣さんがプロデュースした外国人の、アメリカの白人女性シンガーのですね、作品なんですが。
結局、リリースされずに終わりまして。
リンダ・カリエールという女性シンガーが歌っておりますけれども。
これを細野さんがプロデュースし、私、それから佐藤博さん、吉田美奈子さん、それから細野さんご自身、矢野顕子さん・・・そういった作家に曲を発注しましてですね、それをジェームス・レーガンというニューヨークタイムズの記者の人が歌詞を付けて、全10曲入りのアルバムとして発売される予定でしたけれども、結局発売がお蔵入りになりまして、今になるも、陽の目を見ておりません。
僕も自分の作品集で紹介しようと思って、何回か打診したんですけども。
このシンガーの人が、このアルバムのリリースを頑なに拒んでいるという、そういうような情報で・・・
結局、これは永遠にたぶん出ることはないと思います。
これのアルバムのためにに僕が書いた「ラブ・セレブレーション」という曲が78年の「GO AHEAD」に入れておりますが、このアルバム自体は77年に制作されておりまして。
ここに僕は2曲書いております。
1曲は「ラブ・セレブレーション」、「GO AHEAD」に入っておりますアレでございますけども、もう1曲「Up On His Luck」というこのアルバムのA面の1曲目に収められております。
今日は、これをお聴きを頂きましょう。
久しぶりにかけますが。
これかかるの、僕の番組だけだと思いますが(笑)
ま、話のたねで。
♪ Up On His Luck/Linda Carriere
プロデューサーは細野晴臣さん、私の曲でございますが。
演奏してるのは、林立夫さんのドラムで、細野晴臣さんのベース、佐藤博さんのキーボード。
これ多分自分でギター弾いてると思います。
ギター、パーカッション、ソリーナ、バイブ、その他雑用は私がやっております。
サックスソロは村岡健さんでございました。
だから、これはレアです。
「細野さんプロデュースでボツになったアルバムは、全10曲中、細野さんが4
曲、私が2曲、吉田美奈子が2曲。後に「ねこ」というタイトルで本人が演
ります「Proud Soul」という曲の元が入ってる。後は矢野顕子が1曲、佐藤
博が1曲という構成になっています。曲と演奏はいいんだが、歌がちょっと弱
いということでAlfaレコードの社長だった村井邦彦の判断でボツになった。
このバージョンは村上秀一(ds),高水健二(b),松木恒秀(g) ,佐藤博(kb)と
いう4リズムにブラスとストリングが入り、どちらかというとノーザン
(Detroit,Chicago)テーストだが、『Go Ahead!』の方は上原裕(ds),田中章
弘(b),難波弘之(kb),椎名和夫(g)に私となり、こちらはMiamiというか、
JacksonのMalacoレーベルなどのイナタイ感じになっている。」
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